カルデヤびとの娘よ、 黙してすわれ、また暗い所にはいれ。 あなたはもはや、もろもろの国の女王と となえられることはない。
しかし、主はその聖なる宮にいます、 全地はそのみ前に沈黙せよ。
あなたは言った、 「わたしは、とこしえに女王となる」と。 そして、あなたはこれらの事を心にとめず、 またその終りを思わなかった。
彼女が自ら高ぶり、ぜいたくをほしいままにしたので、それに対して、同じほどの苦しみと悲しみとを味わわせてやれ。彼女は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。
あなたの見たかの女は、地の王たちを支配する大いなる都のことである」。
自分の恥をあわにして出す海の荒波、さまよう星である。彼らには、まっくらなやみが永久に用意されている。
すべて肉なる者よ、主の前に静まれ。主はその聖なるすみかから立ちあがられたからである。
ああ、むかしは、 民の満ちみちていたこの都、 国々の民のうちで大いなる者であったこの町、 今は寂しいさまで座し、やもめのようになった。 もろもろの町のうちで女王であった者、 今は奴隷となった。
またわたしは喜びの声、楽しみの声、花婿の声、花嫁の声、ひきうすの音、ともしびの光を彼らの中に絶えさせる。
どうしてわれわれはなす事もなく座しているのか。 集まって、堅固な町にはいり、 そこでわれわれは滅びよう。 われわれが主に罪を犯したので、 われわれの神、主がわれわれを滅ぼそうとして、 毒の水を飲ませられるのだ。
処女なるバビロンの娘よ、 下って、ちりの中にすわれ。 カルデヤびとの娘よ、 王座のない地にすわれ。 あなたはもはや、やさしく、たおやかな女と となえられることはない。
わたしはこれをはりねずみのすみかとし、水の池とし、滅びのほうきをもって、これを払い除く、と万軍の主は言う」。
あなたはこのあざけりの歌をとなえ、バビロンの王をののしって言う、 「あの、しえたげる者は全く絶えてしまった。 あの、おごる者は全く絶えてしまった。
天の星とその星座とはその光を放たず、 太陽は出ても暗く、 月はその光を輝かさない。
「静まって、わたしこそ神であることを知れ。 わたしはもろもろの国民のうちにあがめられ、 全地にあがめられる」。
主よ、わたしはあなたに呼ばわります、 わたしをはずかしめないでください。 悪しき者に恥をうけさせ、 彼らに声をあげさせずに陰府に行かせてください。
主はその聖徒たちの足を守られる、 しかし悪いものどもは暗黒のうちに滅びる。 人は力をもって勝つことができないからである。
見よ、馬に乗って二列に並んだ者がここに来ます」。 彼は答えて言った、 「倒れた、バビロンは倒れた、 その神々の像はことごとく打ち砕かれて 地に伏した」。
海べに住む民よ、 シドンの商人よ、もだせ、 あなたがたの使者は海を渡り、 大いなる水の上にあった。
シオンの娘の長老たちは地に座して黙し、 頭にちりをかぶり、身に荒布をまとった。 エルサレムのおとめたちはこうべを地にたれた。